【振り返り】Gemini at Work 登壇

【振り返り】Gemini at Work 登壇

イベント概要

  • イベント名・日時・場所
  • 主催者側の意図/目的(推測)
    • Gemini for Google Workspace の最新アップデート情報の共有
    • 導入事例を通じたユーザ獲得
  • 参加者層(推測)
    • 情報システム部門
    • メディア企業
    • コンサルティング会社
    • ITライセンスベンダー

現地250名、オンライン2000名以上が参加した大規模イベントとなった。

登壇内容

聴衆(SNS)の反応

Xでの反応は限定的。私と同じく登壇したコンサル会社のプレゼンが内容・話し方ともにすばらしく、勝負ではないのだけど完敗だった。

得られた学び

反省点

事前準備は目標の3割程度しか達成できず

具体的には、体力作り、姿勢、所作、発声練習などを実施予定だったが、業務の繁忙と前週の体調不良、そして資料作成の遅れにより実現できなかった。

資料準備に予想以上の時間を要した

過去の登壇経験から安易に考えていたことが原因。文章作成に時間がかかる自身の特性を軽視していた。
資料の作成は50時間以上かかっている。土日や夜の時間を使って作成したが、仕事が終わった後に作成しているので、負担は小さくはなかった。 改めて考えると時間をかけすぎなので、もう少し短縮できるようにしたい。 ゼロから資料を作ってしまったのがよくない。使いまわせる資料をもっと探すべきだった。(やっていたつもりだが、足りなかった)

視聴者ニーズと登壇内容に若干のズレがあった。

活用事例や教育・展開方法により重点を置くべきだった。もう少し自分から情報を取りに行くべきだった。簡単にわかる与えられた情報から答えを出そうとするのは、データ分析でもNGパターンである。

精神面での発見

本番直前の謎の精神的な余裕

不思議なことに2500名ほどの視聴者がいても緊張はまったくしなかった。通常は脈が速くなったりすると思うが、それを感じることもなかった。
これはおそらく直近の経営陣への定期報告が良い練習になっていたと考えられる。 自分のプレゼンが始まる直前も、他の登壇者のプレゼンをちゃんと聞きながら、「話すの上手だな」と感心していた。
なんなら、プレゼンが終わった後の仕事のことについてちょっと考えていた。それくらい何故か精神的に余裕があった。

準備に対する不安

本番直前の精神的な余裕とは裏腹に、準備に対する不安は予想以上に大きかった。 これは私の性格をよく表していて、準備のときにさまざまなネガティブ要素を考えてしまい、不安が無駄に大きくなるという傾向がある。 今回も資料ができていないことに対する不安が収束するのに時間がかかった。なんなら、本番前よりも資料ができないことに対する不安を感じている時の方が脈が早かったと思う。

プレゼンスキルの振り返り

今回は規模と久々の大型イベントという性質上、カンペを用意した。カンペをちゃんと用意した登壇は始めたかもしれない。
過去にCybozuの登壇でカンペを用意したことがあるが、その時も大枠しか用意していなかった。 今回カンペを用意した理由の一つに【3分要約】話し方の戦略 千葉佳織を読んだからというのもある。
この本を読んで本当に相手にちゃんと伝えたいのであれば、文章の構成や言葉の単語の選び方までちゃんと検討をする必要がある(=思いつきで話すのではなく、きちんと準備をして話す)ということを実感したからである。 カンペを丁寧に作るのに時間はかかったが、話忘れによる後悔はせずに済んだ。

最後に

今回の登壇は精神面・キャリア面で有意義な経験となった。成長には一定のストレスが必要だと改めて感じた出来事だった。